この記事のポイント
- インデックス確認では「特定ASIN × 特定キーワード」の組み合わせを見る
- インデックスされていることと検索順位が高いことは別の状態
- 通常検索だけでは、順位が低いのか検索対象外なのか判断しにくい場合がある
- 重要キーワードはインデックス状況と検索順位を分けて確認する
- 確認後はListingとの関連性や商品情報を見直す
Amazonの商品ページに重要なキーワードを入れているのに、「そのキーワードで検索しても商品が見つからない」「Amazonに正しく認識されているのか分からない」と悩むことがあります。
このとき確認したいのが、特定の商品(ASIN)が、確認したいキーワードに対してAmazon検索上で認識・掲載されているかという点です。
ただし、「キーワードにインデックスされていること」と「そのキーワードで検索順位が高いこと」は同じではありません。商品が検索対象になっていても、順位が低く、通常の検索では簡単に見つけられない場合があります。
本記事では、Amazonキーワードのインデックス状況を確認する考え方、ASINとキーワードを使ったチェック方法、検索順位との違い、インデックスされない場合に確認したいポイントをご紹介いたします。
Amazonキーワードのインデックスとは?
Amazonにおけるキーワードのインデックス確認では、ある商品が特定の検索キーワードに対して、Amazon検索の対象として認識されているかを確認します。
たとえば、ある水筒のASINについて「スポーツ 水筒」というキーワードを確認したい場合、
ASIN A × 「スポーツ 水筒」
という組み合わせで、その商品がAmazon検索上で確認できるかを調べます。
ここで重要なのは、商品単位ではなく「ASIN × キーワード」単位で考えることです。
同じ商品でも、キーワードAでは検索結果に表示され、キーワードBでは確認できないということがあります。
Amazonセラー向けChrome拡張機能で行える作業全体については、 Amazonセラー向けChrome拡張機能ガイド でも解説しています。
Amazonの「インデックス」と「検索順位」は何が違う?
Amazon SEOを確認するときに混同しやすいのが、インデックスと検索順位です。
| 項目 | 確認すること | 例 |
|---|---|---|
| インデックス確認 | そのASINが特定キーワードに対して検索対象として確認できるか | 「この商品は『スポーツ 水筒』で検索対象になっているか」 |
| 検索順位確認 | そのキーワードで商品が検索結果のどの位置に表示されるか | 「『スポーツ 水筒』で何位に表示されるか」 |
つまり、
インデックス確認 → 検索対象になっているか
順位確認 → 検索対象になった後、どの位置にいるか
という違いがあります。
商品が重要キーワードで検索対象になっていても、検索順位が低ければ通常の検索結果から見つけにくい場合があります。そのため、「検索して見つからない=必ずインデックスされていない」と単純には判断できません。
Amazonキーワードのインデックス確認が必要なタイミング
新しい商品を出品した後
新規Listingを公開した後、狙っている主要キーワードについて商品が検索上で確認できるかをチェックします。
商品タイトルやListingを変更した後
商品タイトルや商品情報などを大きく変更した場合、重要キーワードの掲載状況を再確認すると変化を把握しやすくなります。
重要キーワードで商品が見つからない場合
以前は検索できていた商品が見つからなくなった場合、「インデックスの問題なのか」「順位が下がっただけなのか」を切り分ける必要があります。
SEO施策の効果を確認するとき
Listingを改善した場合も、単にキーワードを追加しただけで完了とせず、その後の掲載状況や検索順位を確認することが重要です。
Amazon上でキーワードのインデックス状況を確認する方法
まずはAmazon上で、対象ASINと確認したいキーワードの関係をチェックします。
STEP1|確認するASINを決める
まず、インデックス状況を確認したい商品のASINを用意します。
ASINはAmazonの商品を識別する番号で、商品詳細ページなどから確認できます。
STEP2|確認するキーワードを決める
次に、その商品にとって重要な検索キーワードを選びます。
すべての関連語を無差別に確認するのではなく、まずは商品との関連性が高く、SEOや広告で重要なキーワードを優先します。
STEP3|Amazon検索で掲載状況を確認する
対象キーワードをAmazonで検索し、商品が検索結果に表示されるか確認します。
ただし、通常検索で商品が見つからない場合、単純にインデックスされていないとは限りません。検索順位が低く、確認できる範囲より後ろに表示されている可能性もあります。
STEP4|ASINとキーワードを組み合わせて確認する
手動確認を補助する方法として、Amazon検索欄で対象ASINと確認したいキーワードを組み合わせ、検索結果を確認する方法があります。
たとえば、
「対象ASIN + 確認したいキーワード」
のように検索し、対象商品が結果として確認できるかをチェックします。
Amazonの検索仕様は変更される可能性があります。また、検索結果は条件によって変化することがあります。手動検索だけを絶対的な判定方法とせず、検索順位や実際のListing内容なども組み合わせて確認してください。
SellerSpriteのキーワード順位チェッカーを併用する
通常検索だけでは、「検索対象になっていない」のか「検索順位が低いため見つけられない」のかを判断しにくい場合があります。
そこで、インデックス状況を確認した後はキーワード順位もあわせて確認すると、商品の検索状況を把握しやすくなります。
SellerSprite拡張機能でキーワード順位を確認
SellerSprite拡張機能には「キーワード順位チェッカー」があり、対象商品のキーワード順位を確認できます。
これにより、重要キーワードについて、
- 商品が検索結果のどの位置にいるか
- 主要キーワードの順位が高いか低いか
- 複数キーワードで順位にどの程度差があるか
などを確認できます。
SellerSpriteのキーワード順位チェッカーを使うと、対象商品の重要キーワードにおける検索順位を確認できます。
インデックス確認と順位確認は目的が異なります。
「検索対象になっているか」を確認した後、「どの位置に表示されているか」まで確認することで、次に必要な対応を判断しやすくなります。
インデックス確認結果をどう判断する?
確認結果は、大きく次のように整理できます。
| 状態 | 考えられる状況 | 次に確認すること |
|---|---|---|
| 検索対象として確認でき、順位も高い | 重要キーワードで比較的良好な検索状況 | 順位推移や流入・販売状況を継続確認 |
| 検索対象として確認できるが、順位が低い | インデックスよりランキング側が課題となっている可能性 | Listingの関連性、販売実績、広告などを確認 |
| 検索対象として確認しにくい | キーワードとの関連性や商品情報を再確認する必要がある | Listing・商品情報・キーワードとの関連性を確認 |
| 以前確認できたが現在見つからない | 順位変動やListing変更など複数の可能性 | 順位推移、Listing変更内容、商品状態を確認 |
商品が見つからない場合は、インデックスの問題と検索順位の問題を切り分けて確認します。
このように、インデックス確認の目的は「○か×か」を確認して終わることではありません。
検索対象になっているか → 順位はどうか → 次に何を改善すべきか という順番で見ることが重要です。
Amazonでキーワードがインデックスされない場合に確認したいポイント
重要なキーワードで商品を確認できない場合は、すぐに同じキーワードを何度も追加するのではなく、まず原因を切り分けます。
1|商品とキーワードの関連性を確認する
そのキーワードが本当に商品を表す言葉なのかを確認します。
検索ボリュームが大きいキーワードでも、商品との関連性が低ければ、狙うべきキーワードとは限りません。
2|商品タイトルや商品情報を確認する
重要な商品情報が適切に設定されているか確認します。
ここで重要なのは、キーワードを不自然に大量挿入することではなく、購入者が商品内容を正しく理解できる情報を整えることです。
3|キーワード表記の違いを確認する
表記ゆれ、複合語、単語の組み合わせなどによって検索状況が異なる場合があります。
たとえば、同じ商品でもユーザーが使用する検索語は一つとは限りません。関連する主要な検索語を個別に確認します。
4|Listing変更直後ではないか確認する
商品情報を変更した直後は、変更内容が検索結果へ反映されるまで時間差が生じる可能性があります。
変更直後に一度確認しただけで判断せず、一定時間を置いて再確認することも検討します。
5|商品自体の販売状態を確認する
在庫状況やListingの状態など、キーワード以外の要因も確認します。
本記事では「特定ASIN × 特定キーワードの掲載状況確認」を扱っています。検索キーワード欄(いわゆるbackend keywords)の文字数・入力ルール・書き方そのものは別テーマのため、ここでは詳しく扱いません。
どのAmazonキーワードからインデックス確認すべき?
商品に関連するキーワードが100個あるからといって、最初から100個すべてを同じ優先度で確認する必要はありません。
まずは次のように分類すると効率的です。
| 優先度 | キーワード | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 高 | 商品を直接表す主要キーワード | 商品との関連性が高く、重要度が高い |
| 高 | 売上・流入につながっている重要キーワード | 検索順位の変化が販売へ影響する可能性がある |
| 中 | 用途・特徴を表す関連キーワード | ロングテール需要を確認できる |
| 低 | 商品との関連性が弱いキーワード | 検索量だけを理由に優先する必要はない |
特に重要なのは、検索ボリュームが大きい順ではなく、「自社商品との関連性 × ビジネス上の重要度」で確認順を決めることです。
Amazonキーワードのインデックス確認でよくある間違い
検索結果の1ページ目にない=インデックスされていないと判断する
商品が検索対象になっていても、順位が低ければ最初のページには表示されません。インデックスと順位を分けて考えましょう。
順位が低い問題をインデックス問題として扱う
すでに検索対象になっている場合、必要なのはインデックス対策ではなく、検索順位やコンバージョンなどの改善かもしれません。
関連性の低いキーワードまでインデックスさせようとする
検索ボリュームが大きいという理由だけで、商品との関連性が低いキーワードを狙うのは適切ではありません。
確認直後に何度もListingを変更する
変更のたびに条件が変わると、どの施策が影響したのか判断しにくくなります。変更内容を記録し、結果を確認しながら進めましょう。
インデックス確認だけでAmazon SEOを評価する
検索対象になっていることは重要ですが、それだけで十分な流入が得られるわけではありません。
検索順位、クリック、コンバージョン、販売実績なども含めて確認する必要があります。
SellerSprite拡張機能では、Amazonの商品リサーチやキーワード分析に加えて、キーワード順位チェッカーも利用できます。重要キーワードの掲載状況を確認した後、検索順位まで継続的にチェックしたい場合に活用できます。
SellerSprite拡張機能を見るAmazonキーワードのインデックス確認に関するよくある質問
Amazonでキーワードがインデックスされているとはどういう意味ですか?
特定の商品が、そのキーワードに関連するAmazon検索の対象として確認できる状態を指します。本記事では、特定ASINと特定キーワードの組み合わせで掲載状況を確認する考え方として解説しています。
Amazon検索で商品が見つからない場合、インデックスされていないということですか?
必ずしもそうとは限りません。商品が検索対象になっていても、検索順位が低いため通常検索では簡単に見つけられない可能性があります。そのため、インデックス状況と検索順位を分けて確認することが重要です。
インデックス確認とキーワード順位チェックは同じですか?
異なります。インデックス確認では、そのASINが特定キーワードの検索対象として確認できるかを見ます。順位チェックでは、検索結果のどの位置に表示されているかを確認します。
SellerSpriteにはAmazonキーワードの確認機能がありますか?
SellerSprite拡張機能には「キーワード順位チェッカー」があり、商品のキーワード順位を確認できます。インデックス状況を確認した後、重要キーワードが検索結果のどの位置にいるかを確認する際に活用できます。
すべてのキーワードをインデックス確認する必要がありますか?
必ずしもすべてを同じ頻度で確認する必要はありません。商品との関連性が高い主要キーワードや、流入・売上に重要なキーワードから優先的に確認すると効率的です。
キーワードが確認できない場合、すぐListingを変更した方がよいですか?
すぐに変更するのではなく、まず商品との関連性、現在のListing、検索順位、変更履歴、商品状態などを確認しましょう。原因を切り分けずに何度も変更すると、どの施策が結果に影響したのか分かりにくくなります。
まとめ
Amazonキーワードのインデックス確認では、「特定ASIN × 特定キーワード」について、その商品がAmazon検索上で確認できるかを見ることが基本です。
ただし、通常検索で商品が見つからないからといって、すぐに「インデックスされていない」と判断することはできません。検索対象になっていても順位が低い可能性があるため、インデックス状況と検索順位を分けて確認しましょう。
重要キーワードについては、掲載状況を確認する → 検索順位を確認する → Listingや商品との関連性を確認する → 必要な改善を行うという順番で進めると、問題を切り分けやすくなります。

